広大な北海道は、日本の都道府県の中で一番温泉が多い地域。その数は宿泊施設のある温泉地だけで240か所を超え、さらに増加中。北海道の温泉は、質が良くて湯量もたっぷりなことに加えて、ロケーションの良さも大きな魅力です。個性豊かな温泉の中からおすすめの温泉地を紹介します。
第1回目は、上川町の秘湯、大雪高原温泉から。

日本の紅葉最前線を楽しめる秘湯
大雪山国立公園内、裏大雪の秘境に湧く温泉です。標高1300mと北海道では最も高い場所にあるため、冬期間は休業。今年度も6月から開業し、10月上旬には休業に入る予定です。
近くには全国から観光客が訪れる層雲峡温泉がありますが、そこから車で40分ほど奥に入った場所にあり、雄大な自然に包まれた、まさに秘湯。四季を通して周辺の大自然と良質な温泉を楽しめますが、9月上旬から中旬に掛けて紅葉が始まり、大雪山連峰のすそ野を染め上げる日本の紅葉最前線を、存分に味わえます。周辺に点在する大小の沼巡りをしながら目にする紅葉の美しさは、まさに天からの贈り物といいたいほど感動的。沼巡りは、1周約6キロで3時間程度。登山靴か長靴が必要です。入山は午前7時〜午後1時。下山は午後3時まで。

たった1軒の宿、大雪高原山荘
温泉周辺の宿泊施設は、「日本秘湯を守る会」の会員になっている大雪高原山荘1軒のみ。毎年、一般には初夏といわれる6月に、林道の開通と共に開業し、紅葉が終わると早くも雪が舞い始め、宿は7m近い雪に閉ざされるため休業に入ります。営業期間はわずか4ヶ月。それだけに秘湯を味わいたい人にとっては、貴重な宿です。昭和43年には昭和天皇、皇后両陛下の行幸を仰ぎ、新館が増設されました。豊富に湧き出る3本の源泉を合わせ、適温掛け流し。男女別の大浴場と露天風呂があります。館内はきれいに清掃が行き届き、スタッフも気さくで家族的な雰囲気。周囲にほとんど灯りのない露天風呂から仰ぎ見る満天の星は、絶対に都会では味わえない光景です。

交通規制にご注意を
日本一といわれる紅葉を見ようと、毎年多くの人が訪れるため、車が大混雑します。渋滞を避けるため、紅葉シーズンの休日を中心に、混雑が予想される日の前日の夜間通行を禁止します。規制日の昼間はマイカーの乗り入れを規制し、代替交通機関としてシャトルバスを運行します。
2005年の規制日は、9月10(土)・11(日)、17(土)〜25(日)で、この前日の午後7時〜当日の午後3時まで。
※ただし沼の原登山者車両、大雪高原山荘・銀泉台ヒュッテ宿泊者は当日午前6時30分から通行可能です。
詳しくは、上川町企画商工観光課か大雪高原山荘にお問い合わせください。

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大雪高原山荘
〒 078-1701 北海道上川郡上川町層雲峡高原温泉
TEL 01658-5-3818 FAX 01658-5-3818
メールアドレス daisetsu@atlas.plala.or.jp
ホームページ http://business3.plala.or.jp/daisetsu
※ホームページでは、紅葉情報も見られます。
冬期連絡先   旭川事務所 TEL 0166-26-8300  
上川町企画商工観光課 TEL 01658-2-1211


沼に映る紅葉の美しさ!

 


「日本秘湯の会」の会員になっている「大雪高原荘」

 


「山のいで湯」と呼ぶにふさわしい露天風呂