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北海道のほぼ中央に位置する広大な十勝平野。そこを流れる十勝川のほとりにある「十勝川温泉」は、世界でも非常に珍しい「モール温泉」です。
モール温泉って何?
「モール温泉」は、高級温泉保養地であるドイツのバーデン・バーデンが有名ですが、日本では非常に珍しい温泉です。「モール」とはドイツ語の「Moor」から来ていて泥炭のこと。太古からの樹木や植物が地中に堆積し、長い年月の後に泥炭を通して湧き出したものです。温泉の多くは鉱物成分が多いのですが、モール温泉は植物成分が多いのが特徴。お湯の色は淡い茶色というか琥珀色で沈殿物が見られます。お湯には、植物成分や天然の保湿成分がたっぷり含まれていて、温泉に入ると肌がツルツルになるのを実感。別名「美人の湯」と呼ばれているのも納得です。この成分を活かした薬用入浴剤やスキンローションまで作られていて、売店で扱っているホテルもあります。
世界中でドイツと十勝川温泉だけ?
実はこの「モール温泉」、かつては世界でもドイツと十勝川温泉にしかないと言われていました。最近は温泉掘削技術が発達したので若干数が増えてきたようです。でも、北海道のど真ん中にある広大な十勝平野の樹木などの植物が、気の遠くなるような年月を経て温泉として湧き出ているなんて、想像しただけでもロマンチック。おまけにお肌ツルツルの美人の湯ですから、絶対に入って見るべき。世界でも珍しい温泉として、未来に引き継いで行きたい北海道の財産である「北海道遺産」にも指定されています。「世界遺産」の北海道バージョンですね。
おいしさいっぱい!見どころいっぱい!
美人の湯から、おいしいビールまで、作ってしまいました。モール温泉水は、ビールの味をまろやかで香り良くする上、ビール酵母の発酵にも良いそう。麦芽100%でビタミンB群などを豊富に含むビール酵母がそのまま入っている、いわば「美人のビール」です。また、十勝といえば、おいしい物がどっさり穫れる日本の食物倉庫。10月中旬から11月下旬までは、「とかち大収穫祭」として、旬の食材をダイナミックな料理法で食べる地場ならではのイベントがあります。
サケが遡る千代田堰堤や11月初旬ころから飛来して越冬するハクチョウ、十勝平野を空から眺める熱気球による空中散歩など、雄大な十勝平野にはスケールの大きなお楽しみが盛りだくさんです。
落ち着いて過ごせる温泉旅館やホテルもそろっています。予約などのお問い合わせは下記へどうぞ。
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北海道河東郡音更町十勝川温泉 /JR根室本線帯広駅からバス十勝川温泉行き25分、十勝川温泉下車。車は帯広市街から十勝川北岸沿い道東自動車道、音更帯広ICで下り東へ10分。
音更町十勝川温泉観光協会
TEL 0155-32-6633
http://www.tokachigawa.net/
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