大地を揺るがす踊りに、
200万人が熱狂する 毎年6月、札幌を舞台に繰り広げられる「YOSAKOIソーラン祭り」。この祭りは、高知県の「よさこい祭り」と北海道の「ソーラン節」を合わせた祭り。ルールは、「鳴子を持って踊る」ことと「ソーラン節のフレーズを曲のどこかに入れる」ことなど。今から14年前の1992年に北海道大学に在学していた、1人の大学生の熱意によって誕生したものです。
第14回のYOSAKOIソーラン祭りが、今年も6月8日から12日までの5日間開催されます。北海道各地から300以上のチームが参加し、参加者は4000人を超えるビッグなイベント。期間中は200万人を超える観客が各チームの踊りに熱狂します。
6月の札幌は、梅雨がなく、花々が一斉に咲き競い、美しくさわやかな季節。祭りに併せて、本州各地からたくさんの観光客も訪れます。
世代を超えて熱中できる「踊り」
YOSAKOIソーラン祭りが開催されるようになってからというもの、北海道各地にYOSAKOIチームが誕生。大都市から小さな町村にまで、あっという間に伝播。それも、若い年代ばかりではなく、50代、60代を中心にしたチームも誕生するなど、「踊る」ことが世代を超えて熱中できる楽しいものであることをあらためて実証したのです。
旭川を拠点とする「旭川北の大地」も、熱烈 YOSAKOIソーランチームの一つ。結成は9年前。20歳から45歳までの男女51人は、祭りが近づくと猛練習の日々。普段は週に3日の練習ですが、大会前は月曜日を除く毎日練習します。リーダーの厳しい声が響く中、Tシャツを汗びっしょりにして踊るメンバーたち。大の大人が、大声で叱られながらもここまで熱中するYOSAKOIソーランの魅力とは一体何なのでしょうか。
汗と涙で迎える感動のステージ
「大勢の観客の熱い視線と大きな拍手を受ける快感。これにつきますね。踊っていて、観客の反響がひしひしと伝わってくるんです。一度こうした場を体験すると、きっと病みつきになりますよ」と話すのは、チーム代表の千田修さん。「良く見られたいなんていう意識でカッコつけていては、だめ。自分を捨てて、ナマの自分をさらけ出して踊ることに没頭するんです」だからこそ、見ている人たちにも感動が伝わるのでしょう。
同チームの今年のテーマは「響」。札幌在住のプロに作曲を依頼し、衣装も発注。準備万端で、あとはステージですべての力を出し切るだけ。力一杯踊りきった後は、毎年感動の余り号泣するメンバーもいるそう。「踊る阿呆に見る阿呆と言いますが、絶対に踊る阿呆の方が楽しいですよ」と千田さん。
今年も初夏の札幌を舞台に、4000人の熱い踊りが繰り広げられます。皆さんも「見る阿呆」になってみませんか。
第14回YOSAKOIソーラン祭り
2005年6月8日〜12日開催
場所/札幌市
会場/大通公園、道庁赤れんが広場、すすきの4丁目、サッポロファクトリーなど
※詳しくは
YOSAKOIソーラン祭り組織委員会
(平日9:00〜17:30まで)TEL 011-231-4351
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