北海便のお客さまに大好評の「しっとりプリン」。「どんな人が作っているの?」というご質問も多いので、今回は、このプリンを作っている「大草原のパティシエ」こと、村上聖子さんに突撃取材しました。

大雪山連峰の麓でお菓子作り。
「しっとりプリン」が作られているのは、大雪山連峰の麓にある上川町。日本中から多くの人が訪れる、大雪山国立公園、層雲峡のある町です。農業を基幹産業としていて、広い牧草地には牛が放牧され、見上げると目の前に「神々の遊ぶ庭」と言われる大雪の山々がそびえています。この町で誕生し、全国に届けられている「しっとりプリン」を、愛情込めて作っている聖子さんは28歳。上川町の近くの幌加内町で生まれた、生粋の道産子です。「北海道が大好き。大都市に住みたいと思ったことはありません」ときっぱりと言い切ります。

全国からの観光客にも、プリンが大人気。
聖子さんがパティシエとして勤務し、「しっとりプリン」を作っている(有)グリーンウェーブは、上川町の農業者が自ら生産した物を、自らの手で消費者に届けようと設立されました。上川町では、大規模な酪農をはじめ、バレイショ、大根、カボチャ、キャベツ、餅米などを生産していますが、「安全な農産物を届けたい」との思いから、豊富な畜産堆肥を活用して健康な土作りを行い、低農薬や減農薬に取り組んでいます。  「しっとりプリン」も、もちろん上川町の牛乳と卵を使用。独特の「しっとり感」を出すためには、火加減と加熱時間が勝負。聖子さんが試行錯誤をしながらその加減を修得した後に、売り上げは今までの2倍になったそう。層雲峡観光に訪れる人たちにもプリンのおいしさが口コミで広がり、人気に火が付きました。これが、北海便で全国のお客さまにお届けするきっかけになったのです。

北海道の魅力や農業の素晴らしさを伝えたい。
「上川町の自然の中で暮らし、上川産の新鮮な素材でお菓子作りができることが、最高の幸せです」と話す聖子さん。実家も農業を営んでおり、聖子さんも農業高校を卒業、実は、近々結婚するお相手も、上川町で農業を営む28歳の青年です。 「北海道でも、全国の農家と同じように後継者不足に悩んでいる農家が多くあります。でも最近は、農業の素晴らしさや可能性に気が付いて、全国各地から就農のために北海道に移住する若い人もいます。上川の農業者が作った素材でお菓子を作り、全国の人に北海道の魅力や農業の素晴らしさを感じ取ってもらえればうれしいですね」と聖子さん。大自然の中でのお菓子作りへの夢は、さらに大きくふくらみます。

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※「しっとりプリン」については、北海便のトップページをごらんください。
(有)グリーンウェーブ
北海道上川郡上川町栄町49番地11
TEL&FAX/01658-2-2900