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寒冷地だからこそできること
管野さんが社長を努める稲留工業株式会社は、北海道旭川市に拠点を置き、昭和24年の創業時から、北国の快適な暮らしのために数多くの製品を開発しています。旭川市は、ー42℃という日本の最低気温を記録している寒冷地。冬はー20℃以下になることも少なくない地域です。こうした地域では、「いかに冬を暖かく過ごせるか」ということが、快適な暮らしのための必須条件です。同社は、創業以来北国の暮らしの快適性を、「暖かさ」という側面から考え続け、これまで日本で初めてという製造技法をいくつも開発してきました。近年は、こうした技術と共にデザイン性を重視した製品開発が注目されています。
注目の小型ヒーター「キャパドゥー」
技術と実用性、デザイン性の点で近年大きな注目を集めているのが、同社が開発したデスク用小型ヒーター「キャパドゥー」。大きさは、幅167mm、高さ213mm、厚さ52mmとデスク下でもじゃまにならないコンパクトサイズ。優しい温風が吹き出して足元の冷えをふんわりと包み込みます。暖房が効いたオフィスでも足元に膝掛けをしている女性の姿はよく見かけますが、「キャパドゥー」の人気はこうした女性たちから火が付きました。贅沢なアルミに美しい着色仕上げで色は4色、本体のカバーを引き上げると温風吹き出し口が開き同時にスイッチが入るシンプルなデザインなど、スタイリッシュな外観も人気を後押しした一因です。また、消費電力は強でも220wと省エネなので、コストの面でも優れもの。「キャパドゥー」は予想に反して関東・関西から売れ始め、沖縄まで販売網は広がっており、冬期だけではなく夏場の冷房時にも活用されています。
機能性とデザイン性を追求
「身の回りを見回してみると、今は何でもあるようだが、実は困っていることが多い。そうした面にスポットを当てていきたい」と話す菅野社長。まさに「キャパドゥー」もそうした発想で生まれた製品です。最近は、建築工事に使うロッドレスコーキングガンなど、プロが使う道具のデザインの開発にも取り組んでいます。「私たちの市場は日本国内に限りません。同じ北国に住む中国やロシアの人々の快適な生活をもターゲットに入れ、ここ旭川から世界へ発信できる企業として、モノづくりを行っていきたい」と、菅野さんのチャレンジは続きます。
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稲留工業株式会社
●本 社 〒070-0823
旭川市緑町18丁目
TEL(0166)51-5465(代)
FAX(0166)51-5960
http://www.inadome.co.jp/profile.html
「キャパドゥー」についてはhttp://www.t-culture.co.jp/
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